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5.セックス相談

 

 

女性は結婚して、自分の見知らぬ土地で生活を始める方も、多いと思います。
子供つながりで、ママ友などは出来るかも知れませんが、多くの人は、陰で何を言われるか分からないので、ママ友に自分の悩みを打ち明けたりはしないでしょうし、ましてや、セックスについて、話をすることもないでしょう。
 

セックスについて相談できる人がいない

 
性に関する疑問や悩みもあれば、夫婦のセックスについて、いろいろ聞きたいことがあっても、多くの女性には、相談する相手がいないのです。
相談出来る相手がいたとしても、その人がどの程度セックスについて知っているか、どの程度の経験を積んでいるかは、また別の話です。
さきほど、学校の性教育について言及しましたが、子供の学校教育以前の話として、性やセックスを正しく認識している大人は、医者を含めても、そんなに多くはないのです。
男性に限定して言えば、相談相手として適切なのは、きちんと女性を悦(よろこ)ばせ、何度も女性をイカせることの出来る男性です。
女性の場合は、エクスタシーの状態になると、記憶が朦朧(もうろう)として来るため、記憶に残っていないことが多いことと、異なる女性を観察できる女性は少数であることから、正直に言うと、参考程度にしかなりません。
 

誰に相談したら良いのか?

 
この世界で、男性器を見る機会が多い職業は、医師や看護士、そして、銭湯の番台くらいのものですが、勃起した男性器を一番多く見ているのは、風俗嬢です。女性器についても、同じことが言えます。
しかし、いろいろと実物を見ていても、それをきちんと説明出来るかとなると、また別の話。
多くの性器を見ているからと言って、医師が女性をイカせられるわけではないのと、同じです。
 
一般論から言えば、相談出来るのは、医師。
但し、この場合は、「何処にも異常は、見当たりません・・・」と言われることは、覚悟すべきかも知れません。(苦笑)
最近は、日本性科学会(JSSS: Japan Society of Sexual Science)などが、カウンセリングを行っていますので、性に関する深刻な悩みについては、こういった専門の機関に相談するのが、良いかも知れません。
しかし、日本性科学会は、あくまでも医学の学会であるため、相談や検査、心理療法等が中心になると思われ、実技指導をしてくれるわけではありません。
 
実技指導は、経験則に基づくものです。
ちょうど、整形外科と整骨院の関係にあります。
 
しかし、これらのセックスカウンセリングや指導については、特に国家資格等があるものでもありません。また、整形外科にしても、整骨院もそうですが、国家資格があるからと言って、何処でも同じように素晴らしい診断あるいは施術を受けられるわけではなく、そこの先生の経験と実力によって、効果が大きく異なってくると言うのが実情です。
他に相談される場合も同じですが、最終的には、相談者とカウンセラーの間の信頼関係によりますので、実際にどれだけの効果が見られたかで、判断すべきでしょう。
 

カウンセリングのご案内

 
女性には、確かにイキやすい女性と、イキづらい女性がいます。
しかし、イキづらい女性の多くは、明らかにイキづらいセックスをしている場合も、少なくありません。
 
サロン・ド・リゼにおいても、セックスカウンセリング/セックス指導を行っており、中イキ出来るようになった女性が多数おります(2017年度実績5名)。
回数は、初回で中イキ出来るようになる方は稀ですが、2017年度で1名。2017年度の最長は、11回目。平均は、3~5回目といったところです。
これら上記のセックス指導においては、「SM性感」を用いて指導しております。
 
一度イケるようになると、二回目以降は比較的楽に、イケるようになります。
このため、このトレーニングを良く「自転車の補助輪はずし」に例えて、話をしています。
このカウンセリングで、イケるようになることを100%保証できるわけではありません。
きちんと、カウンセラーの言うことを真摯に、かつ、前向きに受け止めてもらい、実践してもらう必要があること。そして、自らが「感じたい」という強い願いが原動力となること。受動的なセックスではなく、セックスに能動的になる姿勢が大事であることを、最後に付け加えさせて戴きます。
 
SM愛好者が語る「縄イキ」や「脳イキ」といった現象は、確かに現実に存在します。
しかし、施術の実績も経験もなく、「自分は出来る・・・」と思い込む、おかしな連中が存在するのも事実ですので、与えられた情報を鵜呑みにせず、施術者の選定する際には、ご注意ください。