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1.女性も、気持ち良くなりたい!

日本も今や、夫婦やカップルの1/2が、セックスレスの時代。
しかし、日本人から「性欲」が消えたわけではありません。
多くの方は、自身で慰めたりしているようではありますが、それで、心も身体も満足出来るのであれば、それにこしたことはありません
しかし、女性の中には、自分でする方法を知らなかったり、自分で指を入れるのを躊躇われたりする方もおりますし、実際のお相手がいないと、満足出来ないという人も、少なくありません。
男性の場合は「風俗」を利用するという選択肢も残されていたりします。最近では、女性向けのものも登場していますが、まだまだ一般的ではありません。 そのためか、「浮気」や「不倫」などを「婚外恋愛」と称して、恋愛を楽しんでいるカップルも増えているようです。
 

女の華は、35歳から55歳

 
女性の「性欲」は、ホルモンによって支配されています。女性は、第二次性徴より閉経までの間、ずっとホルモンによる洗礼を受け続けていると言っても、過言ではありません。
女性は、35歳前後から、徐々に女性ホルモンの分泌が衰え始めますが、これに対して、男性ホルモンの分泌量は大きく変わらないため、次第に、体内に分泌される男性ホルモンの比率が高くなってきます。
それ以前にも当然、女性に「性欲」はあります。しかし、この時期に感じる「性欲」は、それ以前にも増して強いのは、この男性ホルモンの比率が高くなるためと言われています。
 
若いときには、自分からセックスをしたいと思ったことはなく、むしろ、セックスは嫌いだった女性が、この年齢に差し掛かり、突然「性」に目覚めて、困惑される方もいらっしゃいます。女性が、「おとなのオモチャ」を買い込んでみたり、男に走り出したりするのも、多くはこの時期です。
但し、子供を出産した後は別です。この時期は、逆に「性欲」は全くなくなります。
 

セックスレス問題

 
本来、夫婦が仲睦まじい関係でいられるのであれば、それに越したことはありませんし、この時期に、パートナーとの関係が円満であれば何も問題ないのですが、人生と言うものは、なかなかピッタリとは、歯車が合わないものです。
セックスレスの家庭はもちろんですが、夫婦間で「夜の営み」があるにもかかわらず、ご主人とは、「セックスしたくない・・・」と思っている奥さんも実は少なくありません。その理由を聞くと、
  • 長年一緒に住んでいるので、旦那とは近親相姦しているような、不快な気持ちになる
  • 一方的で独り善がりなセックスなので痛い・悲しくなる
  • 全然気持ち良くない(気持ち良くしてくれない)
本来、セックスとは、男も女も、相手のことを学び、相手のことを思い遣って、相互に高めていくもの。お互いが相手のことを正しく認識出来ていないといけないのです。
このため、ご主人に協力してもらい、お互いのセックスに対する姿勢を改めていく必要があるのですが、「自分から言い出すのは恥ずかしい」と言う女性もいますし、「主人のプライドが傷付くので言えない」と言う方もいて、なかなか一筋縄ではいきません。
 
また、良くあるのが、女性が「イク」フリをするというもの。
ご主人とセックスするのが嫌で、時間を出来るだけ短くするために、「イク」フリをする方もいらっしゃいますが、多くの方は、悪意からではなく、なかなか自分がイケなくて、相手に申し訳ないと思う気持ちから、イったフリをして以来、それが習慣化したというケース。
しかし、いずれの場合にしても、今更相手に本当のことは言えない、という方がほとんどです。
夫婦間の「しがらみ」や感情のもつれから、意思疎通が難しくなっているカップルも少なくありません。 「主人と諍(いさか)いは、起こしたくないけど、この性欲を何とかしたい・・・」
こんな場合、どうしたら良いのでしょうか?
 
ご主人以外の選択肢としては、自分で慰めるか、他の男性に満たしてもらう以外ありません。